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【開催報告】

おうちで出来る家族のためのお手当て講座 at 名古屋」 2019.6.3

名古屋ではじめての開催となりました。
会場の長禅寺さまの和室がいっぱいになる20名の方が
参加して下さいました。
看護師、助産師、保健師、介護に関わる方、鍼灸師、そして子育て中のお母さん、お父さん。
皆さん「お手当て」という言葉に何かを感じ、「今の自分に必要なのだ」と感じてのご参加でした。

最初は顔も肩も背中も少しばかり緊張している皆さんでしたが
お互いにお手当をしていくうちに、ゆっくりと静かな動作に。
そして、柔らかな表情に変わっていかれました。

咳が出たり、体の無理をしていたところに痛みがでたり、
座り心地が変わったり、胡座がかきやすくなったり、
視界が鮮やかになったり、足がビリビリしたり。
それぞれに様々な変化がありました。
その変化は「これが正解」ということでなく、
それぞれの体と心にとって
必要な変化が起こっているということ。
それぞれに違って当然です。
体が緩んで、自然治癒力が働き始め、
それぞれの体に必要なことが
起こる、それがお手当てです。

講座の最後に再び、円座になりましたが、
朝とは違い、ゆったりと座り、深い呼吸をしている皆さんになっていました。
私の体も皆さんの心地良さに共鳴して
楽に座れました。

ご参加の皆さん、ありがとうございました。
おうちで、お仕事でお役に立てれば嬉しいです。

今回、主催してくださった栢下さん、小川さん。
写真を撮ってくださり、サポートにも入ってくださった岐阜のお手当て人  清水さん。
ありがとうございました。

〈いただいた感想の一部です。〉
●先生の「ゆっくり」という言葉に涙がじわーっと出ました。
がんばって、周りのスピードに合わせている自分がいます。「ゆっくり」は私にとって、優しい響きでした。

●手技より「自分が緩む」を大切にすることが重要であることが心に残りました。数多くの手技療法は形ばかりに目を向けている気がしました。ゆったりとした時間を日々、少しずつでも持つことを心がけて行きたいと思います。

●「お手当ての気持ちで触れれば、それはお手当てになる」という言葉はとても心強いと思いました。

●お手当てされる方はもちろん、お手当てする方もこんなに気持ち良いとは!