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打撲とお手当て(和の頭蓋仙骨療法)

転んだり、ゴツンとぶつけたり
尻餅をついたり、
日常の中で
体をぶつける(打撲)ことはとても多い。

よくあることだから
痛みが無くなれば、
忘れてしまう。
でも、体は影響を受けていることが多い。

ぶつけると(打つ)
体はきゅっと縮こまる。
いや、ぶつけた時ではなく、
その一瞬前から体を縮めている。
守ろうとして、引っ込める。びっくりしている。

打撲の方をお手当てする。
例えば、転んで膝をぶつけた場合、
ぶつけた側の脚が短いのだ。
もちろん、見た目は変わらない。
でも、内側が短くなっている。
身が縮んでいると言ったらわかりやすいだろうか。

お手当てして、周りが緩んでくると
ふわーんと延びてきて、
もとの鞘(外側の形)に治まってくる。
不思議だけれど、そんな感じ。

小さい子たちはもっとわかりやすく。
自分で動いて、整えていく。
ぶつけた側の体がビクンビクンと動いたりする。

転んだり、ぶつけたりしても
痛みが消えてしまうと忘れてしまうことが多いけれど
体のびっくりは残っていて、
身を引っ込めたままだったりする。
引っ込めた分は、どこか別のところが引っ張られている。
それはちょっとしたズレ、アンバランス。
ほんの少しのことだから、気がつかないし
その後も問題なく、生きていけるけど
積み重なれば
大きなアンバランスになるかもしれない。

「転んだくらいで」とか
「ちょっとぶつけたくらいで」と思わずに
びっくりしてる体に「大丈夫だよ」の手当てをしてあげよう。

お手当て(和の頭蓋仙骨療法)を受けてもらうのは
もちろん、オススメだけれど
自分自身で撫でたり、さすったりしてあげるだけでも
違う。